WISC-Ⅳの結果

市の教育相談室で、息子が先日受けたWISC検査の結果と今後のアドバイスを聞いてきました。

WISCでは言語理解(VCI)、知覚推理(PRI)、ワーキングメモリー(WMI)、処理速度(PSI)の4つの分野のIQと、全体的な知的水準である全検査IQ(FSIQ)を知ることができます。得意な分野や苦手な分野を把握することで支援に活かすための検査です。

息子は知覚推理(見る)と処理速度(書く)が低く、その他は平均か平均以上であることがわかりました。これらのIQに開き(凹凸)があると、学校などの社会生活で困ることが多くなるようです。

数値データや検査時の様子から詳細な所見と対応の提案を資料にまとめていただき、担当の方から細かく説明して頂きました。2時間弱の検査でよく分析されているし、相談員もよく観察されていたなと思います。

脳の特性なので「治る」ということはありません。でも、息子の特性を知ることで、今まで口うるさく言い過ぎたことや私のイライラの原因を理解することができました。親として早い時期に対応してあげられなかったために中学生になってからですが、検査を受けて良かったです。

相談員からのアドバイスを基に、苦手なことは無理強いしない程度に困り感を減らしてあげて、得意なことは伸ばしてあげたい。親から自立した後は、息子が社会で安心して生活できる居場所を見つけられればいいなぁ。

関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です