家族にとって家庭を安らげる場所にしようと、発達障がいについて本を読んだりと日々工夫をしている。ただ、頑張り過ぎると自分が辛いし、疲弊してしまう。ず~っと家にいると息が詰まるのだ。
カサンドラ状態の人は家庭の外に自分の居場所を作ることが大事である。しかし、この土地に引っ越してきてからコロナ禍で、実家への帰省もままならず、遊べる友達もいない。趣味の旅行やイベントにも行きづらい。
そこで、たまに実践しているのが週末だけの家出。今だとテレワークプランで2~3千円でビジネスホテルに泊まれる。日中は一人で買い物やマッサージ、美術館などブラブラして、夜はホテルでお酒を飲みながら映画三昧。家族の誰かにイライラすることもなく一人の時間を満喫できる。
先週は金曜の夕食後から2泊も家出した。日曜の昼に自宅に戻ると案の定リビングは散らかっていたが、リフレッシュできたので気持ちの余裕がある。
夫と息子は私の家出に関して何も言ってこないのでありがたい。よく見ると、先週まで濁っていた夫の目がキラキラと澄んでいるではないか。たまに距離をおくことは双方にとってストレス解消になるのかも。
もう、老後は別居でいいんじゃないか?